P03-13 チャイコ170〜269日目

オルガン

170日目

チャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番第一楽章を、初心者用にピアノソロアレンジした楽譜を見て訓練を始めてから6ヶ月の状況です。

自宅にあるヤマハのだいぶ古いアップライトピアノで弾いております。この日は楽譜の最期の方は、勝手に自分のフィーリングで都合よく変えて弾いてしまいました。まだミスタッチも多く、これまで練習時間を多くとったわりにはあまり上達しておりません。独学の弱点である基礎トレーニングが足りていないと感じています。

この6ヶ月間を楽しみながら練習をしてきましたが、ようやく楽譜を最後までゆっくりですが弾く勇気が付いたような気がします。

まだまだきちんとは弾けない段階ですが、土俵に入る直前まで来た感があります。

177日目

2018年1月27日土曜日は、CASIO CTK-2200というキーボードと、パソコンをUSBケーブルでつないでパイプオルガンソフトを使い、オーストリアのフリーザッハという街の教会にあるオルガン音源で弾いてみました。

ピアノと違い、鍵盤を叩く力はあまり必要でない一方、軽いミスタッチでも音を拾ってしまうので、前向きに考えれば、正確に弾くための良い訓練になります。また、パイプオルガンでチャイコフスキーを弾くのは変わった趣があります。

あとでその音を聴いてみると、ピアノソロとは違いオーケストラ的にも感じられ、音楽の深さをより感じます。

183日目

初めてこのアレンジの楽譜を最後まで弾きました……と言っても、

最後の部分だけは弾いたというよりは、叩く鍵盤の位置をゆっくり確認しながら押したという感じです。

同時に、これであとは楽譜がなくても最後まで弾く練習ができるようになりました。少し嬉しかったので、体力を考えずにこの日はたくさん練習してしまいました。上腕、前腕ともにパンパンに張っています。

199日目

2週間ぶりのチャイコです。あっという間に私の腕は落ちていました。ちょっとショック〜

反省してスロートレーニングでゆっくり確認しながら練習しました。

ピアノで練習すると、自分のミスが無残にも目立ってしまうので今日はオルガン(Hauptwerk)を使って、気持ちが落ち込まないようにソフトに練習をしました。
その様子がこちら↓です。

まだまだミスが多く、やはり可能な限り、毎日コツコツと練習するのが効果的であることを改めて感じました。

212日目

ひな祭りの季節になってしまいました。しかし天気のほうはまだ冬の天気です。前日までは強風で私が住んでいる山形県庄内地方は猛烈な風と吹雪で大変な天気でした。

そして、やっとの思いで自宅に帰ってきて、久しぶりにアップライトピアノでチャイコフスキーの練習をしました。

アップライトピアノは非常に弾き心地がよく、さらにもっと練習をしたくなります。

2018年3月3日時点での私のチャイコフスキーピアノ協奏曲第1番第1楽章の↓様子です。

以前よりは少し進歩したような気がします。特に最初の部分で右手の5つの指が鍵盤を押す力が強くなったような気がします。

おかげで鍵盤からピアノの打音ポイントへ伝わると力が、きちんとピアノの発音につながっている感じがします。

また左腕はと言うと、こちらも指先の力が強くなったような気がします。おかげで、以前より少し正確に鍵盤を捉え、ハッキリ発音しているように感じます。

疲れていると鍵盤を叩く指のスピードに目がついていかない感覚が時々あります。加齢(笑)のせいもありますが、鍛え方がまだまだ足りないものと感じています。

230日目

まもなく8ヶ月…腕前のほうはまだまだ改善点だらけです。こんな↓感じです。

昨年の8月からこの曲に挑戦する前は、2年間バッハ、メンデルスゾーン、グリーグなどの簡単な曲をそこそこ弾けたかな〜という感じで楽しんできましたが、

このチャイコフスキーは初級者用とはいえ、けっこう手こずっています。
独学だけでマスターするには難儀しています。

そろそろキチンと習ったほうがいいのでしょうか?

経済的には、教室で習うほどの余裕がないので、今のところ独学を続けざるを得ない状況で、置かれた環境しかで頑張るしかないかな〜と思ってしまいます

249日目

山形県の平地では、前日まで梅雨のような雨が降り、月山道路を車で通ると、今度は雪も降っていて寒さが逆戻りしそうな天気でした。

今日は? 宮城の自宅で一泊するので(笑)
( ̄▽ ̄)
アップライトピアノで1時間ほど練習しました。

249日目に入った、チャイコフスキーピアノ協奏曲第1番第1楽章の練習も、少しは進歩したでしょうか?

269日目

何とか269日間忍耐の繰り返しながら、練習することができました。振り返ると、いろいろな技術的な悩みがあった(今もある)なぁと思いました。

左手の腕が一定のリズムを取るような感覚で動かす中で、時々左手だけで4つの音を叩くという、初心者ならば、誰でもビビる部分まあり、慣れるまでたいへんでした。

さらには、似たようなシーンで、隣り合う白鍵を一つの指で押さえるところなどは、誰から教えられたわけでもなく、そうせざるを得ない状況に自然に導かれたこともありました。

右手もリズムの取り方に気をつけなければなりません。強弱はしっかり区別しなければいけませんが、強く引くところでは、間違って他の鍵盤を触らないように、なおかつ的確に鍵盤を叩くようにしなければいけないので結構てこずります。

今日の演奏もまだまだミスがあり、改善の余地があります。

最初は無理だと思った

9か月間チャイコフスキーの練習を続けて思ったことは、
「最初は無理だと疑って始めたことも、続ければ少しずつ進歩し、必ず疑いが喜びに変わる」
ということです。

特にピアノは、小さい時に習わなかった自分にとって、生涯一曲も弾けないだろうと思っていたので、疑いが喜びに変わるという予想外の展開に、私自身、驚いています。

可能に変える

不可能と思われていたことが、時間をかけて実現しつつあることを経験するのは、他のこと(例えば仕事や学業など)に対しても前向きになれることを学びました。

ピアノを始めようか迷っている方がいたら、ぜひ、私はオススメします。独学でも教室に通うのも地道に続ければ良い結果がでると思います。そして、生活にリズムと自信をもたらします。

最初は忍耐が必要です。続ければ、忍耐は忍耐力という力に変わります。忍耐力は、小さな成果を生み出し自信をもたらします。自信は次の挑戦の力になります。

他の人からの声

その中で時々、自分の演奏は思わぬところで、人の心に勇気や自信を分かち合うことがあると、分かってきました。

「慰めをいただいた」と言ってくださるかたもいれば、「悩みで眠れない夜に聞いて助かった」と言ってくださるかたもいました。

「私もピアノをやってみよう」と言ってくださった方も多かったです。

私の下手な演奏でも、人の役に立つのであれば、私はさらに弾き続け、可能ならば上手になってもっと役に立ちたいです。

そろそろチャイコフスキーを一旦卒業し、他の曲に挑戦してみたいです。

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