P06-02 進化したコンソール

オルガン

またまた?

すでに2020年も10月下旬…コロナ禍でさまざまな催しものが中止になったり、延期になったりで、季節の節目を感じる暇もなく、あっという間に時が流れたように感じます。そんな中、できるだけ外出しない状況を逆手にとり、オルガンコンソールを…..再び改装することにしました!! 

…またかよ( ̄∇ ̄)

ですよね〜(°▽°;)

嫁入り道具

やってしまいました…..自慢できるシロモノではないのですが…..
長男夫婦の同居、孫の誕生、などなど嬉しい出来事がありつつ….同時にもともと狭い家は家具などの密度は高くなり、思い切っていろんなものを処分することに!

しかし、かれこれ〇〇年前に奥さまが嫁入り道具に持ってきた良質な大事に使っていたタンス…..単に処分するにはもったいないし、思い出の品なので、加工してオルガンコンソールにリビルドすることにしました!!

「よくそんなことを考えたね!」と何人かの人に言われましたが、もったいないと言う思いだけで作りました。

1日目

ということで…制作過程の写真をいくつかご紹介します。 

↑まずはタンスをひっくり返し、不要な部分を思い切って丸ノコでカット!

↑そして、パーツに分けて形を整えます。

↑整形したパーツを使い再構成します。足りない部材はホームセンターで調達。
一日目はここまで….. 

2日目

↑再構成の続きを、コツコツと行います。
ひたすら、インパクトドライバーと太い木ネジで組み立てていきます。

↑鍵盤同士の上下の間隔を最小にするため、何度かやり直しもします。疲れます( ̄∇ ̄)

↑裏側です。天板をつけたあと、単に四角いだけでは強度が足りないので、 あれこれ考えます…..
ここで2日目終了。

3日目

↑補強のため、筋交い的なものを背面に、下には台座、さらにPCモニターを入れる枠を設置。そして、側板のむき出しになっていた格好の悪い切断面もタンスの装飾パーツをリユースしカバー!(思いつき…笑)とりあえず3日目終了

4日目

↑飾りのパイプを金色に塗装

↑本体もタンスに近い色に塗装。この日の達成感は少ないがとりあえず4日目終了。

5日目

↑乾いたパイプを本体に着ける。これで、コンソールは完成。5日目終了。

6日目

↑パソコン本体、液晶モニター、Midi鍵盤、スピーカーなどを設置&接続して完了……といいたいところですが、お手頃な足鍵盤をまだ見つけておらず、2020.10月現在、足鍵盤なしの状態で使用しております。

写真ではパイプが立派に見えますが、単にホームセンターで買った塩ビ管に金色の塗料を吹き付けただけで、イミテーションインテリアなのです。音とは直接関係ありません。
(^○^)

あらためて

音は以前にもご紹介したように、パソコン、Midi鍵盤、スピーカーというハードウェアと、Hauptwerkというベースソフト+オルガン音源データを使い、鍵盤を押すとこれらのハードとソフトの連携で、リアルなパイプオルガンの音が出るという仕組みです。
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世界的に広く使われている

有名な楽団も、遠征先での野外公演では、パイプオルガンの代用としてこのシステムを持って行き頻繁に使っています。

なにしろ、音源は実際の有名な大聖堂や教会にあるパイプオルガンから、現地で精密に録音しデジタルファイル化し、世界のどこにいても音を再現できるようにしてあるので、リアルな音がでるのも理にかなっています。

雰囲気を出せるように

この夏、私のオルガンコンソールを再びリニューアルしたのは、リアルな音源に負けないもっと雰囲気をだせる外装にすることと、鍵盤同士の高低差をできるだけなくし演奏姿勢を改善すること、前述したタンスを有効利用することが大きな目的でした。

実際の演奏状態は…こんな感じです↑↓
わたしの腕前がかなり低レベルで(^○^;)、恐縮ですが、恥を覚悟でアップします。

以上、コンソールのリニューアルレポートでした。
( ^∀^)

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