騒がしい世の中
またまた、だいぶ間が空いてしまいました。でも、練習のほうは怠らずに頑張っておりました。
( ̄∇ ̄;)
新型コロナウィルスのニュースが毎日流れ、一喜一憂…いや、無喜多憂
世界ではレバノンでの大爆発やモーリシャス沖でのタンカー座礁&重油漏れ、国内ではリーマン超えの経済失速総理大臣辞任…などなど、憂うニュースばかりです。
早く一喜したい…
現代は世界との情報共有や救済連携も可能となり、予測のもとに予防対策の時間も与えられており、なんとも恵まれた世界になっています。
病気になれば特効薬で対処…..便利になりすぎたのかもしれません。反面、これを商機とし暗躍するけしからん輩もいます。特効薬やワクチンに依存しすぎた結果かもしれません。
さて、憂いてばかりもいられません。コロナウィルスの話でつい熱が入ってしまいましたが、
こんな状況下にもかかわらず、自分の時間を捧げて、たくさんの人に心の癒しを届けようとする人が
世界にはたくさんいます。
熱い漢
その1人がポーランドのPiotr Grabowskiiさんです。
彼とスタッフはヨーロッパ中へ、パイプオルガンがある街に行き、準備した録音機材により、音を一つ一つサンプリングし、電子ファイル化します。
その目的は、有名なパイプオルガンを世界の人々が自宅に居ながら弾けるようにするためです。
パソコンとそれにつながる鍵盤だけでそれができるのです!
(((o(゚▽゚)o)))♡
一台分オルガン音源を電子化ファイル化し、皆が使えるように調整するのにどれくらいの時間を用するか想像を絶します。
もちろん旅費や滞在費を想像しただけでも、かなりコストがかかることが自ずと分かります。
にもかかわらず、Piotr Grabowskiiさんは、これまでにたくさんの無料のサンプルセットを世界中の人に提供し続けました。コロナ禍にあっても世界に喜びを引き続き分かち合う精神は素晴らしいです。
ドイツ Erfurt-Büßlebenオルガン
最近、彼のサイトから興味のあるオルガン音源をダウンロードしました。今回は少し奮発して有料版にしました。ドイツのバロックオルガンErfurt-Büßlebenです。
まずは、以下の5曲指弾してみましたので、聞いてみてください。
グリーグ - 朝(ペールギュントより)
J.S.バッハ - 主よ、人との望みの喜びよ
ヘンデル - オン・ブラ・マイ・フ
パッヘルベル - カノン
シベリウス - フィンランディア讃歌
いかがでしょうか? なかなか面白い音だと思いませんか?
フランス Saint-Jean-de-Luzオルガン
それから、同じくPiotr Grabowskiiさんのサイトから無料版の、フランスのSaint-Jean-de-Luzというオルガン音源をダウンロードしました。
こちらは、先のドイツErfurt-Büßlebenとは違い、フランスらしい?ソフトな感じの響きです。以下の2曲を弾いてみました。
J.S.バッハ - 主よ、人との望みの喜びよ
ハリソン.ミラー度 - Abide with Me, ‘Tis Eventide
Saint-Jean-de-Luzで「朝(ペールギュントより)」も弾いてみました。↓
20世期前半にフランスのサンジャンドルズにある教会に作られたオルガンのようですが、最近大規模な修復作業を行い、綺麗な音色を取り戻したようです。
私の個人的な感想ですが、フランスのオルガンは、国民性を表しているような、リラックスと癒し、なおかつ芸術的な調和を生み出す技術に長けていると思います。
フランス オロロン=サン=マリーオルガン
こちらも、フランス。
オロロン=サン=マリーをダウンロード(有料版)し導入してみました。讃美歌を2曲ほど弾いてみましたが、上述のSaint-Jean-de-Luzよりさらにソフトな感じがします。
こちらも↑Piotr Grabowskiiさんのサイトから購入しました。
SP Modernオルガン
またコンポジット音源であるSP Modern(無償版)も導入しました。こちらはストップによって多彩な音色をだせますが、私はOctave系、Mixture系のストップが好きなので讃美歌1曲を試弾してみました。
鍵盤を3段にしてから、いろいろな国の音源を試してみたくなり、オルガンライフの楽しみ方が幅広くなり毎日が楽しいです。
コロナに負けていられません。
音楽を通して心に平安と慰めと希望を!
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