P03-03 フリーオルガン002

オルガン

今回は2つのフリーオルガンを紹介します。

Jörgensenオルガン

まずは1つ目、Jörgensen(ヨルゲンセン)というオルガン音源です。

メモリー要求量も1.5Gバイト未満なので、ベースソフトもFree Editionのままで始められます。

さてさて、Jörgensenの音源のみならずHauptwerkで使えるオルガンセットは、本物のオルガンを、現地で1音1音ずつ録音してきた電子データの集合体なのです。
気の遠くなる作業によって音をデータ化していると察します。
Freeで提供してくださっている開発者の皆さんに感謝しております。

Jörgensenのオルガンセットは、ノルウェーのÅfjord Churchにあるオルガンからサンプリングしてきた音源です。このÅfjord Churchは、1879年に建設されて、オルガン自体は1978年に運ばれてきました。教会自体は木造なので音響はおもしろいかもしれまん。

今回は、このJörgensenで弾いてみました。

木造の教会の音響は感じられるでしょうか? 
Freeでも、こんなによい音を楽しめるのは嬉しいです。

今回はフルートストップを中心に弾きましたが、他のストップもなかなか良い音なので、オススメです。

French harmonium

このFrench harmoniumオルガンセットは、おそらく最も軽い音源ではないでしょうか? 

軽いとはパソコン上が、この音源を読み込み弾ける状態になるまでの準備時間が割と早く軽快だという意味です。

大事なポイントはこのオルガン自体がフリー(無料)であり、そして、必要なメモリー要求量が0.5Gというところです。つまり、ベースソフトのHauptwerkもFree Editionのままで使えるということです。

おそらく、現時点(2017.10月)で新品、中古で販売されているパソコンであれば、一部を除いてどれでも使用可能と思われます。

初期費用を少なくして始めたい、バーチャルパイプオルガンのユーザーにとってはありがたいスペックです。

まずはその音を聞いてみましょう。

曲はフェリックス・メンデルスゾーン作曲で、クリスマスに良く聴く「天(あめ)には栄え」です。

どうでしたか? シンプルさは、音からも伝わってくるかと思います。

ページ冒頭にある画面の映像からも分かるように、ストップの数も少なく、コンパクトにまとまっています。音響はあまりリバーブとかもなく、家庭に置いてあるオルガンのような音色がします。

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