St.Anne’s Moselyオルガン
“St.Anne’s Mosely”を紹介します。その前に、まず…私が使っているパイプオルガン(バーチャル)は、
①ベースソフトであるHauptwerk
②オルガンセット(電子データ)
③パソコン(CPUはCore2Duo以上、メモリーは4GB以上、ハードディスク250GB以上、OSは Windows7(64ビット)以上)
④MIDI端子付きの鍵盤楽器(電子ピアノ、オルガン、エレクトーン、キーボードなど)
⑤スピーカー
という構成が基本になります。この構成を作って、すぐにでも弾きたいという方は、私の以前のブログP02-14を参考にしてみてください。構成はともかく、とりあえず、その先を知りたい方は続けてお読みください。
無料の条件
シリーズで紹介するオルガンセットは、すべてフリーですが、ベースソフトであるHauptwerkがフリーEdition(無料)の状態で使えるものと、そうでないものがあります。
簡単に言うと、オルガンセットのメモリー要求量が1.5Gバイト未満だとHauptwerkのフリーEditionをベースに、オルガンセットを使えます。
それ以外は、HauptwerkのBasic Edition(有料)か、Advanced Edition(有料)を使うことになります。(2017年10月9日)
お金をかけずに試してみたい方は、ご心配なさらないでください。
まずはベースソフト(Hauptwerk)もオルガンセットも無料の状態で始めても、かなり良い音色を体験できるからです。
今回のSt.Anne’s Moselyのオルガンセットは、唯一現時点でHauptwerkフリーEditionに、最初から付いてくるセットで、メモリー要求量も1.5Gバイト未満なので、上記の③〜⑤以外は無料で始められます。
Hauptwerkとは
さてさて、Hauptwerkで使えるオルガンセットは、実は本物のオルガンを、現地で1音1音ずつ録音してきた電子データの集合体なのです。気の遠くなる作業と察します。これらの作業を結果としてオルガンセットを無料で提供してくださる方々がいることに頭が下がります。
St.Anne’s Moselyのオルガンセットは、イングランドのバーミンガムにある教会のオルガンから、直接、一つ一つ音を電子データとして録音してきたのです。
音の響きも現場をできるだけ再現できるように録音されているので、バーチャルとはいえ、自宅に居て本物のパイプオルガンを味わうことができるのです。
無料でも良き響き
さて、このSt.Anne’s Mosely教会は、1874年に建設されて、オルガン自体は1907年に作られました。オルガンは改造を経て現在に至っているようです。
なかなか、良い響きです!
私もよくこのSt.Anne’s Moselyのオルガンセットを弾いてパイプオルガンの音を楽しみます。今回は、この癒される音色で、グリーグの「朝」を弾いてみました。
どうでしたか?
再現性の良いスピーカーかヘッドホンかあると、すごく臨場感が溢れているのが分かります。
次回もぜひ楽しみにしていてください。
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