ピアノの大切さ
先日(2017.3.4)、久しぶりに宮城の自宅のピアノを長い時間弾きました。やはり、キーボードの鍵盤とピアノの鍵盤ではタッチが大きく異なり、長い間、キーボードで自宅オルガンばかり弾いていたツケが回ってきたように感じました。
特にピアノはハッキリ叩かないと曲にならないことを身をもって感じました。
今回は、この2ヶ月で覚えた「朝」を集中的に弾きました。ピアノは感情表現を豊かに奏でることができ、弾いていて、つい引き込まれてしまいます。
しかし、しばらく弾いていなかったので、叩く力が足りないような気がします。
それでも、ピアノが大好きです。弾けば弾くほど、深い魅力に引き込まれます。
ペールギュントの舞台
作曲してくれたグリーグはどの場所の朝をイメージして作曲したのでしょう?北欧の大地でしょうか?
調べてみたら、戯曲ペール・ギュントの舞台では、主人公ペール・ギュントが財を求めて、長きにわたり世界を旅した際に得た宝を、朝起きてみたら全て奪われたいた場所、そこはアフリカだったそうです。
主人公ペールの気持ちを描いた曲は、朝日が昇っていくのに合わせて、正気を取り戻していく様子にも聞こえます。
人それぞれ、自分の朝のイメージがあると思いますが、私の場合は太平洋からゆっくり昇る朝日が頭の中にイメージされてきます。無風のなか、魚が跳ね始め、鳥が飛び始め、波が少しずつ出て始める、そんな太平洋の穏やかな朝が好きです。
落ち着くために
今日(2016.3.8)は夜仙台に着いてから某所に立ち寄り、オルガンを弾かせてもらいました。
1時間ほど指のトレーニングでいろいろな曲を弾き、最後に北欧の曲を弾こうと思いました。
私が弾けるのは、前述のノルウェーの作曲家グリーグの「朝」と、フィンランドの作曲家シベリウスの「フィンランディア讃歌」です。
日中モヤモヤしていたので、北欧の曲を弾いて落ち着きを取り戻すことができ良かったです。
音楽の力のおかげで、われを見失わないようにできるのは、たいへん助けになります。
良かった〜(^_^;)
さて、調べてみると、グリーグもシベリウスも、それぞれ母国の紙幣の肖像画として親しまれていたのですねー。国民から愛されるなんて、素晴らしい人たちです。
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